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Grosgrain グログラン

天然素材の麦わら帽子 グログランのオフィシャルブログ

麦わら帽子・オーガニックコットン帽子のUVカット試験結果

この度グログランの麦わら帽子 CecilセシルオーガニックコットンキャペリンのUVカット試験を行いました。
デジールテック合同会社の紫外線遮蔽製試験を依頼し、帽子のブリム部分を数点試験し算出して頂きました。

"UVカット試験の規格に関して、2019年に国際的な統一規格としてJIS L 1925が制定され、この中には、紫外線遮蔽率やUPFについてその測定方法が記述されています。

繊維製品等のUVカット試験を新規でご依頼いただくお客様には、JIS L 1925による試験を推奨しております。"


今回このJIS L 1925による試験を行なっていただきました。

その結果は下記の通りです。

Cecil セシル 紫外線遮蔽率 99.9%、 UPF 50+
試験官からのコメント
「麦わら帽子については縫い目に隙間があるが相当に詰まっているので結果としては妥当な値である」
麦わら帽子・オーガニックコットン帽子のUVカット試験結果_d0181387_10351736.jpg

オーガニックコットンキャペリン 紫外線遮蔽率 99.9%、UPF 50+
試験官からのコメント
「布の帽子について、通常黒は光の吸収により裏面に光が透過しにくいです。
白は反射(繊維間で反射します)して縫い目を抜けて裏側に光が透過しやすいため黒よりはUVカット効果が低い。
実際の値についてはケースバイケースだが比較するとそのような傾向がある」
麦わら帽子・オーガニックコットン帽子のUVカット試験結果_d0181387_10354482.jpg


UPFとは:

ultraviolet protection factor》服や帽子などの衣料品が、肌に有害な紫外線を防止する効果を示す指数。オーストラリアとニュージーランドで定められ、世界的に採用されている。「UPF50+」と表記された服の場合、同じ太陽光の下で紫外線により肌に影響が出るまでにかかる時間を50倍以上にすることを意味する。紫外線保護指数。UPF値。(goo 辞書より引用)

表記は「15-24」「25-39」「40-50+」の3つに分かれ、数値の高い方がより紫外線をカットする効果が高い。



今回代表商品としてセシルのテストを行ないましたが、
細麦で製作しているためブレードの間の隙間が少なく光の遮蔽に優れていることが確認できました。
すべての帽子についてはテストを行なっていませんが、他の細麦を使用したつばの広い帽子についても同素材、同じ縫製方法で製作のため、
同程度のUV遮蔽率があると考えることができます。
昔ながらの麦わら帽子の確かな紫外線防御率が確認できました。

また、オーガニックコットンキャペリンについては特に紫外線アレルギーの方、肌に負担をかけたくない方に向けて製作した商品であり、
そのため濃色のネイビーのオーガニックコットンを使用しています。その紫外線防護効果が確認できました。

ぜひ帽子選びの参考になさってください。

グログランの2023年最初の麦わら帽子の予約販売は2023年1月14日から25日まで、お届けは3月末から4月上旬予定です。
春先の暖かくなる時期よりいち早く帽子を手にされたい方はこの機会をぜひ、ご利用ください。
また、今回の予約商品の販売は早期割引として送料無料とさせていただきます。お得なこの機会をお見逃しなく。


麦わら帽子・オーガニックコットン帽子のUVカット試験結果_d0181387_10095398.png
麦わら帽子・オーガニックコットン帽子のUVカット試験結果_d0181387_10101056.jpg








by grosgrain | 2023-01-13 10:39 | グログランの帽子

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