冬の帽子の選び方、5つのポイント。
2014年 11月 21日
実用性にかられる夏の帽子とくらべて、
冬の帽子は難易度が高く感じる方も多いようです。
かぶってしまえば何気ない服も、
それなりに雰囲気をつくってくれる帽子。
ストリートでも、ランウェイでも、
帽子の力を借りずに雰囲気を作ることの
困難さを考えたら!
そのおしゃれ力を、利用しない手はないのです。
冬の帽子の選び方、5つのポイントを。
1、まずはどんな服にも合わせやすい帽子が欲しい。
まず、中折れ帽を1つ、手にしてみてください。
中折れ帽とは、別名フェドラハットともいいますが
帽子のてっぺんがくぼんだ形になっている帽子のことです。
かつては男性がかぶる帽子でしたが現在は性別問わずにかぶります。
女性がかぶると軽快で、着こなしをこなれた雰囲気にしてくれます。
黒やグレー等落ち着いた色を選べば、日本人の黒髪にも違和感がなく
冬のシックなアウターにも馴染みます。
この女性のように、眉毛が隠れるぐらいの前下がり目にかぶるとクールな雰囲気に。
鏡の前でベストポジションを探ってみてください。
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2、手軽にカジュアルにかぶりたい。
ハンチングやキャスケット等、前に小さなつばのあるタイプがおすすめです。
ツイードやチェック、ウールフェルト等、様々な素材がありますが
御自身のアウターが茶系が多いか、グレー系が多いかを考えると
色を選ぶ時の参考になります。
最初はシンプルなヘリンボーンやツイードの、
おちついた色目のものを選ぶと服とも合わせやすく入りやすいです。
かつては男性の帽子でしたが今は当然ユニセックスでかぶる帽子。
ハンチングに比べてキャスケットは丸いシルエットが特徴で、
よりキュートな印象になります。
ウールフェルト製のハンチングは布帛のものより、少しかっちりとした印象に。
テーラードジャケット等との相性はぴったりです。
ハンチングはお気に入りの色柄をいくつかを持って、服に合わせて取り替えるのが楽しい。
イタリアの帽子屋でヘリンボーンにタータン、
ツイード、あらゆる種類のハンチングがずらりと
古い引き出しにおさめられているのを見た時には...心がときめきました。
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3、バランスよくおしゃれな雰囲気を出したい
帽子はひとつでスタイリングを完成させます。
全体のバランスで見ることが大切。
広つばの中折れ帽子はおしゃれなアイテムですが
帽子のボリュームが大きいので縦に長いシルエットを出すことが大切。
パンツスタイル、ロングブーツ、マキシスカートで
I ラインを強調するとバランスがよいです。
頭を小さく軽快に見せたい。
そんな時には広つばを選ぶよりも、こつばの帽子がおすすめです。
頭をきゅっとこぶりに見せてくれます。
正面にかぶるだけではなく全体を斜めに傾けたりつばを左右にふったり。
まるで前髪をアレンジするのと同じように、楽しんで。
また、ニット帽も頭をこぶりにみせてくれるアイテムです。
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4、防寒対策に。
頭が暖かいと、想像以上に防寒対策になります。
ウールフェルトで裏地のある帽子はかぶってみるととても暖かいのです。
また耳当てがついているタイプは一層防寒になります。
小雨の時に傘をささずに帽子で、という方もいます。
キャップタイプよりはすっぽりとかぶれる
目深な帽子がより暖かいです。
裏地にファーやボアがついているものを選ぶとより防寒効果が高いし
見た目もおしゃれ。
(Grosgrainでもファーの帽子を現在企画中です!)
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5、面長を解消したい。
帽子を選ぶ際に、面長を気にされる方は多いのですが
私の経験上、面長の方こそ帽子をかぶって間違いがありません。
顔の途中につばがくることで横のラインが強調され、
バランスがよくなります。
ぐるりと周囲につばがあるタイプがおすすめです。
また、目深にかぶる帽子も目元から上の印象を
小さくみせてくれるので、おすすめです。
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冬の帽子は一つ手にするだけで、ぐっとおしゃれの幅が広がります。
想像以上に強い冬の陽射し対策も兼ねて。
鏡の前での試行錯誤を楽しみながら、是非。
Mina
by grosgrain
| 2014-11-21 03:10
| 帽子の選び方や着こなしヒント