出産記 1バーストラウマ

出産から、はや2週間が経ちました。
赤ちゃんとの新生活が始まり、不安や疲れもありますが、
これからの日々にワクワクもしています。

そして、2週間前のお産はまだヴィヴィッドに、
手に取るように思い返すことができます。
その素晴らしい体験は、
今後の未知なる日々を進んでいくための
自信にもなっていくのだろう、と今感じています。

”お産”という人生の一大イベントを病院のものにせず、
自分と赤ちゃんのためにこの手にしっかりと握ることは、
今後の子育てや人生をも深く支えてくれる体験になるはずと信じ、
今回イメージした通りの出産に至ることができた体験記を、
参考として何度かに分け、ここに記したいと思います。


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妊娠して5ヶ月経ったころの私は
出産に関する知識などほとんどなく、
自然分娩か、無痛分娩くらいのチョイスしかないと思っていました。

産院は家からの距離と、カンガルーケアがあること、
母子同室であること、入院食が美味しいと評判だった
冬城産婦人科には決めたものの、
そこが自然分娩を推奨しており無痛分娩はチョイスできないことを知って
ちょっと心配になったりもしていました。

むしろそこのろ興味があったのは胎内記憶、
赤ちゃんがお腹にいる中でどんなことを記憶しているか、
ということでした。
話しかけたり、コミュニケーションをはかることが
できるかしら?という思いで、
胎内記憶」(七田眞 つなぶちようじ)という本を手に取りました。

そこに書かれていたのは、胎内の記憶のみならず、出産時の赤ちゃんの記憶(バーストラウマ)が大人になってからの人格形成にも深く影響する可能性があるということ。

陣痛前の投薬、麻酔、また出産時の過度の照明、出産直後の臍帯の切断、
赤ちゃんを母親の手に渡すことなく、呼吸のために背中をたたいたり、
すぐに洗ったり、トレーの上にすぐに載せたりする現在の出産。
人間の赤ちゃんと同じ産後の処置を猿に施すと
皆呼吸困難になってしまうという事実。

出産は人類が産まれてからずっと行われてきた自然な行為なのに
今は医療行為になってしまっていて、
主体である母親と赤ちゃんの手から「出産」という行為そのものを
奪われてしまっているのではないか、と感じ始めたころ。

たまたま検索先で目にしたのはこの動画です。
(出産の動画なので、観たくない方は閲覧注意です)
家での水中出産の動画。
全裸の妊婦とその旦那さんが二人だけで、穏やかに、
暗闇の中で赤ちゃんを産み落とす映像をみて私はとてもショックを受けました。

今までの泣き叫んで、汗まみれになるような妊婦のイメージ、
産まれてすぐにオギャー!と泣く赤ちゃん。
また「鼻からスイカがでるくらい痛い」という母親の話等等…
とは全く異なり、穏やかで、とても親密 intimate な出産の映像だったからです。

それからというもの、私もよいお産がしたい!
と心から思うようになりました。

よいお産というのは、私が自覚的であって、
その流れ自体をコントロールできる出産、
というのがなんとなくイメージにありました。
痛みに泣き叫ぶことなく、
お産のプロセスに身体を適応させて、
できる限り穏やかに子供を迎える。
そんなお産です。

出産記 2 HypnoBirthingに続きます。


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by grosgrain | 2012-12-06 19:56 | 出産記 | Comments(0)

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